【痔でお悩みの皆様へ贈る手術のブログ】病院、そして入院へ

痔の病院選びが、いかに重要か。
私は2つ目の病院を受診した際に痛感しました。

大切なのは病院の実績と治療の選択肢です。
治療、診療そして手術の実績が多分にある病院であれば、
そのノウハウの中から自分に最適な治療法を勧めてくれます。

それらが乏しい病院であれば、
注入軟膏か便を柔らかくする薬の処方がせいぜいとなるようです。

それでは私が手術を決断するまでの経緯をご覧ください!

目次

そうだ。病院に行こう。ついに肛門科を受診・・・そして

2020年1月18日

痔の病院を選ぶ際は、肛門科や痔の専門外来として、
きちんと実績のあるところを選びましょう。

私が最初に行った病院は胃腸科医院でした。
『痔も診ます』 くらいには書かれていますが、
手術ができる施設が整っているわけでもなく、
処方するくらいの病院だったのです。

痔の診察をしてもらうのであれば、
実績の多い病院の方がいいです。
薬を処方してもらえればOK程度で安易に選ぶと、
痔が進行していた場合に後手に回ることになりますので、
皆さん病院選びは慎重に!

かくして私自身も、新たな病院を探したワケなのですが、
肛門科で痔の治療や手術実績の多い専門医院を選定しました。
痔であることは、周囲には言いづらいものですが、
聞ける相手がいたら相談してみるのもいいです。
私は家族、親戚、知人に相談したところ、
2つ目の医院の体験談も聞くことができました。
後に入院することになるわけですが、
安心して治療を受けることができました。
(私の場合、最初からそうしておけという話ですが・・・)

気になる痔の診察について

さて肛門科を受診し、初めての診察のときが来ました!

私は1年ほど前から胃腸科医院を受診していた経緯を話しました。
胃腸科医院で処方されていた薬や治療方法については
特に間違いはなく、そういう治療法になるだろうと言われました。

ざっくり言うと、注入軟膏の薬と便を柔らかくする薬で
症状が緩和を図る治療方法です。

その治療法は妥当であるが、
それ以上の治療もできないでしょうと先生は続けます。

「手術しましょう」 と。
1年その治療を続けて痔が再発を繰り返すのであれば、
別の手段を講じるべきだと言われました。

歯に衣着せぬ言い方の先生だったので、
最初こそ呆気にとられましたが、
非常に論理的な先生だっと今では思います。

痔の診察方法については、
四つん這いになって、お尻を出して
肛門から器具を挿入して診られます。
ただ、痔が悪化している状態だと非常に痛いです。
(排便が痛いレベルなのだから当然ですが・・・)

私はこの時の診察で、ようやく痔の詳細を知りました。
症状は裂肛というもので、いわゆる切れ痔というやつです。
それに肛門狭窄といって肛門が狭くなる症状がありました。

私の場合、痔のメカニズムはこうです。
肛門が狭くなる(肛門狭窄)
→硬い便が出るときに肛門付近が裂ける
→それを繰り返すことで傷口に塊ができる
→肛門狭窄+傷口の塊で排便を阻害する
この悪循環が裂肛(切れ痔) の正体だったのです。

初日の診察は、
「今すぐとは言わないが、会社や家族と相談し、
手術することを考えてみるように」
とのことでした。

手術までの繋として薬の処方はしてくれました。
薬はお馴染みの、ヘモポリゾン軟膏(強力ポステリザン) と
ヘモナーゼ配合錠でした。
胃腸科医院と異なったのは、軟膏は1日2回朝晩の使用という点でした。

実際この薬を1ヶ月ほど続けたところ、
痔の自覚症状はなくなり、日常生活で苦痛はなくなりました。

とはいえ、ここのままでは完治しなことも事実。
私は新型コロナウィルスで大混乱中の時期に手術をすることにしたのです。
それは2020年ゴールデンウィークのことです。

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